小学5年生くらいまでの髪質は、細めのストレートでした。髪型や見た目を気にするほうではなかったので、後ろのほうは刈り上げたボーイッシュな髪形でした。結ぶこともしたことがなく、リボンや飾りもつけたこともなく、洗いやすさ手間のかからなさを優先した結果でした。

中学に上がって髪を伸ばしたいと思い伸ばし始めましたが、そのころから髪質が変わってきてくせが出てき始め、ぼわっと広がるばさばさの髪質に変わってしまいました。夏休みまでは、何とかしようと頑張って、毎朝ドライヤーで押さえつけ、シャンプーやトリートメント、スタイリング剤を使用しました。しかし、ばさばさぼわっとした髪がおさまらずでした。夏休み中に伸ばすことをあきらめ、広がらないように美容師さんにお願いして短く切りました。2学期が始まってすぐに、部活の顧問から「短いほうが似合うわね」と言われ、長い髪はあきらめました。その後は高校卒業まで短い髪形で過ごしました。長くすることはすっかりあきらめていました。

大学生となり、一大イベントの成人式には髪を結いたい、アップにしたいと思い、数年ぶりに伸ばし始めました。肩くらいまでのボブとなると、広がっても何とかみられる髪型となるようになりました。成人式にはつけ髪をしながらもなんとかアップすることが出来ました。その後は、ストレートパーマをかけ始めたこともあって長い髪形を続けることが出来ました。

出産を経験すると、また髪質が変わり、ストレートパーマをかけなくても落ち着くようになり、35歳を過ぎると白髪も出始め、パーマでなくカラーが必要となりました。

どうしようもない髪質だと悩みながら来ましたが、今となっては色々な髪質を体験できた、なかなか面白かったと、思うことが出来ます。